今回、PADIサイドマウントダイバースペシャルティに参加していただいたのは、メインランドからお越しのHさん。
お問い合わせの段階で「使用するレンタル器材はなんですか?」のご質問。
ダイビングは器材に頼るスポーツです。オープンウォーターダイバーが始める前に器材がどこメーカーで?何を使えるの?って質問はまず来ないのが普通ですが、これから来るかもしれませんね。来ないか(笑)
当店のサイドマウントダイバーSPは、サイドマウント器材レンタル込み価格。
講習内容は規準の限定水域1+海洋実習3本ですが、当店は海洋実習4本にしています。
限定水域は海でも可能ですが、初めての器材はやっぱり最初が肝心。プール講習からスタートします。
が、その前に一般的なBCと違って、サイドマウント用BCはハーネスタイプ。
背負ってから「えい!」とストラップを引っ張って調整出来ません。

その為に、コースの説明・知識の確認・ハーネスの調整で半日程度時間がかかります。
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納得のいくまで調整しては、ウェットスーツで確認の繰り返しで汗だくです(笑)

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一応の調整が出来たら、実際のダイビングで確認します。

sidemount pool

スキルの練習よりもこの調整がキモです。
初日よりも2日目。
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2日目より3日目と段々とダイビングを重ねる度にしっくり馴染んできます。
サイドマウントの利点

サイドマウント最終日

青い海。青い空。そしてインストラクターまで独り占めしたHさん。
無事にPADIサイドマウントダイバーSP修了です。おめでとうございます!
そして追加のファンダイブもご利用ありがとうございました!
次は、アシスタントインストラクターコースでお待ちしています。

サイドマウントはダブルのシリンダーを使う方法が一般的ですが、シングルでも楽しめます。
体力に不安がある方にも応用が利きます。
エンリッチドエア・ナイトロックスとの相性は抜群です。
深深度下での比較ですが、エアーの場合は減圧不要限界がエア切れよりも早く来ますが、エンリッチドエアー・ナイトロックスではシングルシリンダー10Lでは多くの方が減圧不要限界より先に残圧の心配をします。
10Lのダブルシリンダーのサイドマウントでは20L持ち込んでいますので、残圧の心配が要りません。

デメリットももちろんあります。
BC以外すべて通常の倍時間がかかります。
セッティング、持ち運び、器材を洗うなど。
器材をいじるのが苦ではない人向いているかもしれませんね(笑)